島村楽器のBUSKER'S(バスカーズ)のギターは良い。
今回は、中古で買ってみたBUSKER'S(バスカーズ)の初心者・ビギナー向けモデルのギターを紹介していきます。
以前このBUSKER'Sのレスポールタイプを所持していたことがあり、そのレビューをしましたが今回はストラトタイプのレビューです。
結論から言うと、買って損はないギターですが、記事内では良い部分と、良くなかった部分を正直にレビューしていきます。
バスカーズのギターがおすすめな人
- これからギターを始めたい方
- 今持ってるギターのサブとして持っておきたい方
- 気軽に練習に使いたい方
特に、このBUSKER'Sは全国展開している島村楽器の自社ブランドです。
ネットで買うのもいいけど、もし近くに島村楽器があれば、当ブログを見てからぜひ実機をお店に見に行ってみてください。
ちなみに、ブログの最後には実際にバスカーズのギターを弾いてみた動画も投稿していますので、ぜひ聞いてみてください。
BUSKER'Sのエレキギターを実際に買って評価してみた【ストラト・レビュー】
BUSKER'S(バスカーズ)とは、先ほども書いた通り全国展開している島村楽器の自社ブランドです。
ちなみに島村楽器は自社ブランドをいくつか展開しています。
BUSKER'S(バスカーズ) | 初めての方におすすめのスタンダードモデル。エレキギターとエレキベースを展開。 |
James(ジェームス) | アコースティックギターをメインに展開している。 |
LaidBack(レイドバック) | バスカーズよりワンランク上のリーズナブルな価格帯でエレキギターとエレキベースを展開。 |
HISTORY(ヒストリー) | 厳選された素材と技術を用いた最高峰のブランド。エレキギターとエレキベース、アコースティックギターも展開。 |
その他にもいくつかブランドがありますが、メインどころだと上記4つになると思います。
BUSKER'S(バスカーズ)とは?どんなブランド?
バスカーズは、島村楽器の自社ブランドの中でも特に初心者・ビギナー向けのスタンダードなモデルを展開しています。
フェンダー系のストラトキャスタータイプ、テレキャスタータイプ、ギブソン系のレスポールタイプなど、憧れのシェイプのギターが手軽に買えるだけでなく、クオリティも楽器屋さんの自社ブランドならではの高さ、品質になっています。
1995年からスタート、少しずついろいろな形で生まれたBUSKER’Sの製品。「大道芸人」(BUSKER)という言葉からとったBUSKER’Sにはみんなの笑顔の中心に、という思いが込められています。誕生以来、ギターを楽しむ人を一人でも多くというコンセプトのもとに妥協しない基本品質を持ちながら、手に取っていただきやすいハイコストパフォーマンス製品をリリースしてきたエレキギター/エレキベースの専門ブランドです。
中国工場での厳格な品質基準に基づき、1本1本全ての楽器について専門のスタッフによるチェックとセットアップが施されて出荷。さらに1年間の品質保証書が添付され、これから始める方に安心を約束いたします。
島村楽器 公式サイトより引用
BUSKER'Sのギターラインナップは?
2023年現在、バスカーズのギターラインナップは全6種類。
レスポールタイプとストラトタイプの各3種類ずつでの展開になってます。
BLC300 | ¥32,000(税込) |
BLS300 | ¥29,000(税込) |
BLF200 | ¥21,900(税込) |
レスポールタイプはどれも、本家ギブソンよりも軽量化されているのが特徴です。
実際にこちらの記事ではギブソンのレスポールと比較している記事と動画もあります。
BST-3H | ¥21,000(税込) |
BST-Standard | ¥19,500(税込) |
BST-STD | ¥16,000(税込) |
ストラトタイプは、リアピックアップがハムバッカーになっているBST-3Hタイプと、反りやねじれが起きにくいよう特殊な加熱処理を施したBST-Standardタイプ、細くて弾きやすく、扱いやすいBST-STDタイプの3種類になります。
3種類すべて使ってる木材が違ったりするところにこだわりを感じます。
ちなみに今回購入したのはBST-STDになります。
BUSKER'Sのエレキギター BST-STDストラトタイプを実機レビュー!
では、ここからは実機レビュー!写真も載せていきます!
BUSKER'S(バスカーズ)BST-STDの見ため
8800円(税込)という破格で手に入れたBUSKER'Sのエレキギター「BST-STD」の3トーンサンバースト。
ただ、今回私が買ったのが、何やらやや古めの個体だったようです。
公式ページに載っているスペック表とほぼ大きくは変わらないはずです。
シリアルナンバーは181702、です。
このシリアルナンバーが何を表すものかわかりませんが、たぶん最初の18から2018年製、または17から2017年製といったところでしょうか。
ヘッド
なんだか、そこはかとなくFenderっぽい形状ですが、微妙に違う感じがあります笑
塗装はよくある安いギターにあるシンプルなサテンフィニッシュ。
ちなみに2023年現在最新版のバスカーズのヘッドはコチラ。
今回購入したBUSKER'Sと公式サイトの最新との違いは、最新版はヘッドに少し小さい文字が追加されていますね。
ヘッド裏には、何もなし。
通常のギターヘッドだと、例えば「Made in ○○」や「S/N(シリアルナンバー)」ほかにはメーカー、ブランド名などが記載されていることがほとんどなのですが、見事に何もなしです。
ボディ
ボディカラーは3トーンサンバースト。いわゆるスタンダードなストラトタイプですね。
1ボリューム、2トーン、ピックアップセレクターは5Way。
ピックアップカバーの色がクレーム色っぽいのは、中古なので単純な日焼け。
ピックアップ・その他
ボディの中を開けたわけじゃないけど、ピックアップは初心者向けの他のメーカーのものとそこまで大きくは変わらないはず。
ただ、この後のサウンドを聴いてもらえればわかると思いますが、価格相応になっていると思います。
BUSKER'S(バスカーズ)BST-STDのスペックまとめ
ボディ | ポローニャ |
---|---|
ネック | メイプル |
指板 | エンジニアリング・ウッド |
フレット | 22F |
スケール | 648mm |
使用弦 | 009~042ゲージ |
ネックジョイント | ボルトオン |
ペグ | ダイキャストペグ |
ナット/ナット幅 | ABS製/42.0mm |
ピックアップ | STタイプ×3 |
コントロール | 1Vol 2Tone 5wayセレクター |
付属品 | ソフトケース ネック調整用レンチ サドル弦高調整用レンチ |
BUSKER'S(バスカーズ)BST-STDのサウンドレビュー
実際に弾いてみました。
録音環境は下記です。
Guitar:BUSKER'S BST-STD
Amp・Effect:Moore GE200
DAW:Cubase LE10
音については、スタンダードなストラトサウンド。
取り回しがしやすくどんなジャンルにも合いそうな感じです。
値段相応な部分はありながら、だからと言ってチープすぎる!といったことはないです。実際もっとチープなサウンドのギターは多い。
ボディ材がポローニャということで、ギター重量は軽め。
バスカーズのエレキギターの良いところレビュー
先ほどまでのまとめにはなりますが、良いところレビューです。
- サウンドは思ったよりも悪くない
- 自分の買った個体は、ネック処理など特に問題なかった
- 軽くて扱いやすい
自分が持っているフジゲンのストラトキャスタータイプと比べると、かなり軽くて扱いやすかったです。
-
参考【比較動画あり】Squier(スクワイヤー)とFgN(フジゲン)のストラトを比べて徹底レビュー!
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バスカーズのエレキギターの良くないところレビュー
ただ、それ以上でも以下でもない、と言われればそこまでで、例えば新品で16000円払うとなると、ほかの選択肢としては下記メーカーも一応候補に入るかなと思います。
- LEGEND(レジェンド)
- Photogenic(フォトジェニック)
また、2万円以上3万円未満を払えるなら下記メーカーも候補に入ります。
- Bacchus(バッカス)
- Squier by Fender(スクワイヤー)
- FERNANDES(フェルナンデス)
レジェンドもフォトジェニックも所持していた経験がありますが、その2つと比べると個人的にはバスカーズ一択かなと思います。
ただ価格帯としてはレジェンドのほうが若干安いことがあるため、費用を抑えたいならレジェンドもあり。ちなみにレジェンドはイシバシ楽器の自社ブランドです。
また、2万円以上の3つのメーカーもすべて所持経験がありますし、バッカスはテレキャスターを今でも使ってますが、やはり1万円高くなるとクオリティは上がります。
バッカスは品質や音に定評があり、こちらの記事でも紹介しています。
結論
BUSKER'Sのエレキギターはストラトタイプもレスポールタイプもかなり良いと思います。
値段と比較してもかなり良いです。
初心者の方に十分おすすめできるギターです。
また、2本目以降の家弾き用だったり、ストラトタイプもってないから欲しいな~みたいに思っている人も気軽に買える値段設定なので、アリかなと思います。