レスポールが欲しい
最近はテレキャスターやジャズマスター、ストラトキャスターのようなシングルコイルのギターが流行ってますね。
あとはストラトやテレキャスだけどハムバッカーが載ってるモデルも多くあります。
そしてそういうギターたちも、もちろん音が良い。
でも、とに書くレスポールが良い!(根拠なし!)みたいな時ありますよね笑
根拠なしと書きましたが、強いて言えば
- レスポールのあのボディ形状!
- 極上の虎目!
やはりレスポールはギターの王様!ということで、レスポールのルックスや木目のかっこよさに憧れる方も多いと思います。
あとはストラトやテレキャスにハムバッカーが乗っていても、やはりあのレスポールのボディやネックから出てくるサウンドは唯一無二。
ということで、買ったのが「Bacchus BLS-700FM」です!
【評価良いぞ】Bacchus BLS-700FM レスポールタイプを実際に買ったのでレビューしていく!
今回買ったのは有名ギターメーカーである「Bacchus」のレスポールタイプになります。
レスポールの歴史と魅力
レスポールは1952年にギブソンによって発売されました。その後、数々の名ギタリストに愛され、ギターの王道としての地位を確立しました。
代表的なレスポールモデル
- レスポール・スタンダード(いわゆる王道のレスポール)
- レスポール・カスタム(豪華な装飾が魅力的)
- レスポール・ジュニア(一番シンプル)
- レスポール・スペシャル(P-90ピックアップ搭載)
これらの中でも、Bacchus BLS-700FMはスタンダード系のレスポールに近いモデルで、メイプルトップ&マホガニーバックの王道仕様です。
詳しいスペックは後ほど紹介します。
Bacchus BLS-700FMのボディの木目がすごい
まずはこの木目!みてくださいよ!
これは、公式ページによるとプリントされたものではなく「本物の木目」とのこと!
フレイムメイプルがかっこいい〜!
コストパフォーマンスに優れながらも安定した高い品質、しっかりとしたサウンドで定評のバッカス ユニバースシリーズ、レスポールタイプ BLS-700FMシリーズです。 ボディトップにプリントではなく本物のフレイム・メイプル材を使用した木目が映える美しいルックスが魅力です。 ネック&ボディバック材には音抜けが良く、ふくよかで豊かな中低音域が特徴のマホガニーを採用。 図太くコシのある王道サウンドは勿論、ボディトップに使用されているメイプル材とのコンビネーションで程よい「ハリ」を加えたレスポールタイプ特有のサウンドをご堪能いただけます。 存在感のあるルックス、材の鳴りを活かしたバッカスならではの上質なクオリティをお確かめ下さい。
当時定価だと7万円ほど。
現在だとギターも値上がりしてますので、今だともう少し高くなりそう。
Bacchus BLS-700FMと他のレスポールタイプの比較
項目 | Bacchus BLS-700FM | Epiphone Les Paul Standard |
---|---|---|
トップ材 | フレイムメイプル | メイプル(フレイムは一部モデル) |
バック材 | マホガニー | マホガニー |
指板材 | ローズウッド | ローレル(ローズウッドは上位モデルのみ) |
ピックアップ | オリジナルハムバッカー | Epiphone ProBucker(PAF系) |
価格(中古相場) | 約4万円~6万円 | 約5万円~9万円 |
エピフォンのレスポールは近年品質が向上しており、特にProBuckerピックアップの評判はかなり良いです。
本家ギブソンのBurstBuckerと聞き分けることはかなり困難らしい。
一方、Bacchus BLS-700FMのフレイムメイプルトップやローズウッド指板の点で優位性があります。
そういう意味だと、もしかしてピックアップ交換するとさらに良いかもしれない・・・?
Bacchus BLS-700FMのスペックがすごい
バッカスのレスポールタイプですが、さっきも書いた通りスペックすごいです。
BODY TOP : FLAME MAPLE
BODY BACK : MAHOGANY
NECK : MAHOGANY
FINGERBOARD : ROSEWOOD
SCALE (FLETS): 24 3/4 inch(22F)
PICKUPS : ORIGINAL HUMBUCKER SET
CONTROL : 2Vo,2Tone,3Way p.u selector
TUNER : ROTOMATIC TYPE
BRIDGE : T.O.M + STOP TAILPIECE TYPE
BODY/NECK FINISH : GLOSS FINISH
まずは、先ほどの通りトップがフレイムメイプル。
そしてバック材にマホガニー。
これはギブソンやエピフォンなど王道のレスポールと同じですね。
また、ネック材のマホガニーなのもGoodです。
さらに注目したいのが指板材。
なんとローズウッドです。
現在だと新品で7~8万ほどのエピフォンのレスポールは、指板材がローレルになってることが多いです。
ローレル指板だからといって絶対ダメ!というわけではないですし、ローズウッドもギブソンで使われているような高価な材ではないとは思われますが、気にする人にとっては嬉しいポイントであるのも事実ですね。
ちなみに、写真の通りローズウッド指板の色もかなり良いです。
Bacchus BLS-700FMのサウンドは?
さて、肝になってくるサウンドです。
バッカスは以前テレキャスタータイプも持っていたのですが、音はかなり良かったです。
今回のレスポールタイプは、果たしてどんなもんか...実際に弾いた動画があるのでぜひ聞いてみてください!
録音環境:Cubase
Amp:NUX MG-101(Fender系アンプ)
歪み:NUX MG-101(BOSS BluesDriverモデリング)
Bacchus BLS-700FMはかなり完成度が高い
リアピックアップのキラッとした感じで、クリーンだとクリアですが歪ませるとやや暴れ気味な感じ。
歪みも気持ちいですが、クリーンも扱いやすいです。
若干温かみに欠けるかもしれない・・・?けどそれは私の音作りのせいかも笑
弾き心地
- 重量感:比較的重め(多分4kgくらい?)なので、立って演奏する際にはストラップの工夫が必要
- スケール:24.75インチと短めなので、テンションが緩く、チョーキングしやすい
- ネックの太さ:ギブソン系のレスポールは厚めのネックが多いですが、Bacchusはスリムなタイプ
特にネックが薄いので、「いわゆるギブソンの50年代レスポール」をイメージして買うと違うかもしれません。
私はギブソンのSGを所持してるのですが、SGに近いです。
「どっしりとしたネックが良い」という方には向かないかもしれません。
Bacchus BLS-700FMの改造も考えている
ピックアップ交換
Bacchusのオリジナルハムバッカーも優秀ですが、さらに音を追求するなら以下のようなピックアップ交換もおすすめです。
- Seymour Duncan SH-1n & SH-4(JB & Jazz)
- Gibson Burstbucker Pro
- Dimarzio Super Distortion
ここまで色々考えたけど、Epiphone ProBuckerもかなり優秀という話を聞くので実は気になってます。
バッカスのレスポールいいぞ
ということで、今回はBacchusのBLS-700のレビューをしていきました。
- 中古で4万前後なら即買いレベルのクオリティ
- 高級感のある見た目がとにかく最高
- 仕様も本家ギブソンに近い
- サウンドも使いやすくレスポールらしい
すでに販売終了となっており、新品での販売はしていないシリーズですが、ちょこちょこ中古市場では出回ることがあるっぽいです。
運よく見つけて購入を検討している方や、バッカスの別のモデルのレスポールタイプを検討している方の参考になれば嬉しいです。