NUX MG-101レビュー|コスパ最強の最新マルチエフェクターを徹底解説!
「NUX MG-101って実際どうなの?」「MG-30やMG-300と比べて何が違う?」
そんな疑問がある人向けに最新マルチエフェクター「NUX MG-101」のレビューを書きます。
この記事では、音質・機能・操作性・コスパあたりを実際に使ってみた感想や動画付きで徹底レビューしていきます。
NUXは、ここ数年ギターのエフェクターを中心に評判が良いメーカーです。
製品についてはちょこちょこお店で見たり、Youtubeで見たりしてましたが、結構良いなと思ってました。
ただZOOMのMG-50+やYAMAHA THR5持ってるのでいらないかな〜と思ってたんですが、「オーディオインターフェース機能とアンプシミュレーターがそこそこ使えそうなマルチエフェクターないかな〜」と思ってました。
そこで今回気になったのが、低価格だけど評判が良いNUXのMG-300やMG-101でした。
NUXとは?評判・特徴を解説
NUX(ニューエックス)は、中国の深圳に本社を構えるCherub Technology Co., Ltd.が展開する音楽機器ブランドです。
2006年に設立され、ギタリストの情熱をかきたてるアイテムを創ることをテーマに掲げています。
NUXの製品ラインナップは多岐にわたり、ギターエフェクター、アンプ、ワイヤレスシステム、電子ドラム、デジタルピアノ、キーボード、プロオーディオ機器などを提供しています。
日本国内においては、株式会社エレクトリがNUX製品の輸入販売を担当しています。
NUXは、世界中の50を超える国と地域で製品を展開しており、コストパフォーマンスに優れた高品質な音楽機器を提供することで、ミュージシャンからの支持を得ています。
NUXのマルチエフェクター比較|MG-30・MG-300との違い
今回は、NUXのマルチエフェクターが気になったのでMG-101購入の前に色々調べてました。
マルチエフェクターは主に下記があるようです。
- TRIDENT:高品質なエフェクトとアンプモデリングを搭載したフラッグシップモデル。
- MG-30:コンパクトながら多彩な機能を備えたマルチエフェクター。
- MG-300:MG-30の廉価的な立ち位置。多彩な機能とリアルなサウンドをコンパクトなサイズに収めたマルチエフェクター。
- MG-400:MG-300の兄弟機。操作性など特徴を引き継ぎながら、ベースにも対応。2つのCTRLスイッチやマスターボリュームの追加など、更に進化したモデル。
- Verdugo Series Stompboxes:個別のエフェクトペダルを組み合わせて使用できるシリーズ。
- Amp Academy:アンプシミュレーションに特化したモデルで、ライブやレコーディングに最適。
そして、今回購入したNUX MG-101は2024年8月に発売された2025年2月現在だと最新のモデルになります。
立ち位置的には、MG-300に近いかなという感じ。
MG-300や、やや高めのMG-30も迷いましたが、発売日が新しく、かつコストがかからないMG-101を選んだ、という感じです。
NUX MG-101の値段・スペック|コスパは本当に良い?
NUX MG-101の値段とスペックは下記です。
カテゴリ | アンプモデラー&ギターエフェクトプロセッサー |
発売日 | 2024年8月27日 |
価格 | オープンプライス(販売価格例:16,500円(税込)) |
TS/AC-HD技術 | アナログ回路の高精度シミュレーション |
Core-Image技術 | スタジオクオリティの空間系エフェクト |
IR(インパルスレスポンス) | 512サンプル内蔵、12ユーザーIRスロット |
エフェクトブロック | 10個の独立したエフェクトブロック |
ルーパー機能 | ステレオ20秒 / モノラル40秒 |
ドラムマシン | 自動テンポ検出機能付き |
QuickTone Editor | Mac/Windows用エディター対応 |
入力インピーダンス | 470 kΩ |
出力インピーダンス | 1 kΩ |
ダイナミックレンジ | 104 dB |
サンプリングレート | 48 kHz / 32ビット |
電源 | 9V DC(アダプター付属)または単3電池×4 |
サイズ | 160 mm(幅)× 71 mm(高さ)× 289 mm(奥行) |
重量 | 920 g |
入力端子 | 標準モノラルジャック |
出力端子 | 標準ステレオジャック(ヘッドホン兼用) |
AUX IN | ステレオミニジャック |
USB | Type-C(オーディオインターフェース機能対応) |
TRRS端子 | マイク付きヘッドセット接続用 |
同梱物 | 専用9V DCアダプター、クイックスタートガイド、保証書 |
NUX MG-101の特徴|音質・操作性・IR対応は?
1. TS/AC-HDホワイトボックスモデリングテクノロジー搭載
NUX独自の「TS/AC-HD」技術により、従来のデジタルモデリングを超えたリアルなアンプサウンドを実現。
アナログ回路の特性を忠実に再現し、チューブアンプのようなレスポンスを感じられます。
2. 48kHz/32bitの高音質設計
一般的なエフェクターと比較して高解像度なサンプリングレートを採用。
繊細なピッキングニュアンスや倍音成分までしっかりと再現され、プロフェッショナルなサウンドが得られます。
3. 多彩なエフェクトと自由度の高いルーティング
10種類の独立したエフェクトブロックを搭載し、ディストーション、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど多彩なエフェクトを自由に組み合わせ可能。
細かい設定も行えるため、幅広いジャンルに対応できます。
4. IRキャビネットシミュレーション搭載
512サンプルのインパルスレスポンス(IR)を内蔵し、さらに12のユーザースロットを利用して外部IRを読み込むことも可能。
お気に入りのキャビネットIRを活用して、自分だけのサウンドを構築できます。
5. ギターライブストリーミング&オーディオインターフェース機能
USB Type-C端子を搭載し、PCやスマートフォンに直接接続可能。
DAWでのレコーディングやライブ配信に最適で、音質も価格を考えると十分すぎるほどです。
6. ステレオ20秒ルーパー&リズムマシン搭載
簡単なフレーズ練習やソロ演奏に便利なルーパー機能を搭載。
内蔵ドラムマシンとの組み合わせで、1人でもそこそこ遊べて楽しいです。
NUX MG-101の音質レビュー【動画あり】
【音質】
価格帯を考えると驚くほどリアルなサウンドです。
他社の同一価格帯と比べても、アンプやエフェクトによっては優れているものも多いです。
特にクリーン~クランチの再現度が高く、ピッキングの強弱もしっかり反映されるので、正直驚きました。
個人的には、JTM2000のモデリングや、BOSSのBD-2、ProcoRATなどのモデリングがかなり再現度高いと思いました。
あとはコーラスだと手に入りにくいCE-1が実機に似せた見た目で登場しているもの楽しい。
あとファズだとFazzFaceのモデリングも扱いやすく、クオリティも高いと思います。
【操作性】
シンプルなUI設計で直感的に操作可能。
初心者でも簡単に扱え、上級者でも細かい音作りができる自由度の高さが魅力。
初心者が手軽に有名エフェクターやアンプが、元ネタと同じようなツマミでコントロールできるのも勉強になると思います。
気に入ったららコンパクト単体で買うとかもできそう。
上級者になると、ちょっと物足りないと思う人もいるかも。
例えば、下記です。
- エフェクターの繋ぎ順が変更できない
- 各エフェクトは1個ずつしか設定できない
- アコースティックシミュレーターは入ってない
- マスターボリュームがない
例えば歪み系を2つ並べる(BD-2の後ろにRATでブーストさせる!)みたいのはできないので注意です。
【携帯性】
920gと非常に軽量。
ライブやスタジオへの持ち運びがラクで、ボードに組み込むのも簡単です。
ただ、高級感はあんまりないです笑
まとめ|NUX MG-101はこんな人におすすめ!
- コスパの良いマルチエフェクターを探している
- 初心者でも扱いやすいモデルが欲しい
- 自宅録音やライブ配信に対応できる機種がいい
- IRキャビネットシミュレーション対応の機種が欲しい
低価格ながらプロレベルの音質と機能を兼ね備えたNUX MG-101。
NUX MG-101は、初心者から上級者まで満足できる万能マルチエフェクターです。
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