【若い世代にも影響】定年が70歳に!?引き上げるメリットデメリット『改正高年齢者雇用安定法』とは何か簡単に【定年延長】

さて、2020年になりました。2020年と言えば、5Gや東京オリンピックなどばかりがニュースとなっていますが、そんな中、新たな法案が国会に提出されます。

それが「改正高年齢者雇用安定法」というもの。これだけ聞いても多くの方は

で?結局それ何なの?

となりますよね。法案の名前に「高齢者」と書いてますので若い世代に全く関係ないかと言うと、それは間違い。実は若い世代にも、とんでもない影響を及ぼすかもしれないものなんです!!

今回はそんな「改正高年齢者雇用安定法」について、できるだけわかりやすく簡単に情報をまとめてみました!

【若い世代にも影響】定年が70歳に!?引き上げるメリットデメリット『改正高年齢者雇用安定法』とは何か簡単に【定年延長】

現在の正社員の定年は一般的に65歳までと義務化されているため、60歳で定年を迎えても「再雇用」といった形で65歳までは給与カットなどはされますがもう一度雇用する義務が企業にはあります。

しかし、2020年1月に国会に提出される「改正高年齢者雇用安定法」は正社員の再雇用延長を70歳まで引き延ばそう!という法案なんです。

要するに働きたい!という思いと能力さえあれば今までは65歳までだった再雇用を70歳までOKにするよ!といったものです。

ここで、新たな疑問が生まれますね。

どうして70歳まで引き延ばすの?

どうして定年を70歳まで引き延ばすの?メリットデメリット

元々60歳未満で定年してはいけないことが定められている「高年齢者雇用安定法」では60歳で定年するとすぐに年金を受給することができました

しかし、現在では年金受給は65歳まで段階的に後ろ倒しにされている現状があります(この年金についての詳細は別の機会に)

要するに60歳になって年金が出ないなら企業に再雇用してもらってでも働き続けなければ収入がなくなってしまうので、「高年齢者雇用安定法」によって65歳までの雇用を義務付けた、ということになります。

ここまででお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

つまり

年金受給を60歳から65歳にしたい→その分65歳までは再雇用してもらってね

という状況だったので、今回70歳までにするということは・・・

年金受給を65歳から70歳にしたい→その分70歳までは再雇用してもらってね

ということになるわけです。まだ年金受給が70歳とは決まっているわけでもないですし、この法案が通ったわけではなく提出する段階。ですので、まだ可能性の話でしかないのですが事実上、与党だけでなく野党もこの改正法案には異論を唱えてはいないとのこと。可決される可能性は比較的高いということになります。

ええ・・てことは70歳まで働かなきゃいけないの!?

ってことは若い世代にはまだまだ先の話だしあんまり関係ないんじゃ・・・

実は若い世代が一番危険!賃金が下がる可能性だってあるかもしれない

これを聞いて「なんだ、これは定年になる人たち向けじゃないか」「若い世代の自分には関係ない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。果たして本当にそうでしょうか。

よく考えてみてください。

今まで65歳までの再雇用で良いということは、逆に企業側からすれば「65歳までの賃金を用意しておけばいい」状態でした。それが70歳まで再雇用しなければいけなくなるということは、企業側からすれば「70歳までの賃金を用意しなければいけなくなる」ということです。

要するに、じゃあその5年分はどこから捻出するの?ということです。会社の予算が5年分急に増えるのでしょうか?そんなことはあまり考えられません。ということは・・・

若い現役世代の人件費を節約してでも、70歳までの人件費を捻出しなければいけなくなる!?

ということも考えられるわけです。もちろん、これも可能性の話で企業側が何か新たな対策を考えれば別の話ですが、結局割を食うのは若い世代ということになりそうです。

現行の高年齢者雇用安定法は?

ここで、現在の高年齢者雇用安定法を学びなおしましょう!

正社員が定年退職した場合、会社側は65歳まで1年更新で再雇用します。ただしこの場合賞与は無しになることが多かったり、月の給与も定年時の2~5割減で支払われます。本人が希望する場合は会社側にはこの給与で65歳までは再雇用する義務があります。

改正高年齢者雇用安定法はいつからなの?

まだ国会に提出する段階ですので、すぐに施行されるわけではありません。また、施行されたとしても一部大企業のみになったり努力義務として調整期間を得たのちに、いずれ義務化されていくものになります。

まだまだ先のこととはいえ、それが始まってから対策を立てるのは愚の骨頂。まずはこの法案のことも含む働くことについての法を理解し、変わりゆく時代の変化に対応していける人材を目指していきましょう!

改正高年齢者雇用安定法まとめ

  • 改正高年齢者雇用安定法によって定年後再雇用が70歳まで引き延ばされる将来がある
  • この法案の裏には年金受給を引き延ばしたい狙いもある
  • 法案自体はまだ提出段階で2020年1月から議論されるもの
  • とはいえ、働き方に関する法については個人で勉強することが大切
  • しっかり学んで、対策を考えて個人で解決していく必要もあるかもしれない

以上です。youtubeにも解説動画を出していきたいと思います!

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